飯野賢治氏のセンスが光る「newtonica」
2月20日の夜に仕事が終わった後、何気なくネットのニュースを見るとそこに懐かしい名前があった。がそれは残念ながら訃報だった。
それほど飯野氏のゲームをやり込んだ。というわけではないのですが、Dの食卓をプレイした時には当時としてはすごい3Dのグラフィックとその世界観に驚いた記憶があります。
その飯野賢治氏が元スクウェアのゲームクリエイターである西健一氏と共同開発したゲームが「newtonica」シリーズです。シリーズといってもnewtonicaとnewtonica2はつながりのない全く別のゲームです。(アヒルが出てくるのが共通点かな?)
newtonicaはミラーボールのような球体を回転させ同じ色のキューブを当てていく。という非常にシンプルな物です。(ちなみに飯野氏は音楽を作ったそうです)が発表されたのはiPhone3Gが日本で発売されたばかりの2008年8月。今ではショートゲームはiPhoneにたくさん出ていますが、その先駆けと言ってもいいのかもしれません。
newtonica2は波紋を広げ、ボールやアヒルを押して渦の中に入れればクリア。とこちらもかなりシンプルなパズルゲームです。
どちらもハイセンスですがプレイする人を選ぶゲームだなぁ。と言うのが正直な感想ですね。これはDの食卓をプレイした時と似た感想なのかもしれません。
どちらのゲームも1人でも多くの人に飯野賢治氏が携わったゲームで遊んで欲しいという関係者の思いから無料になっています。
飯野賢治氏のゲームをプレイしたことがない方も、この機会に飯野氏のセンスに触れてみてください。