責任感のない監督では・・・
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)はドミニカ共和国の優勝で幕を閉じた。
ドミニカ共和国、WBC初優勝 プエルトリコ下す
http://www.asahi.com/sports/update/0320/TKY201303200043.html
ドミニカ共和国とプエルトリコというあまり予想しなかった国同士の決勝で、色々な国の野球のレベルが上がっているのを感じてうれしい反面、日本の負け方が不可解で納得仕切れてないモヤモヤ感が残った。
侍ジャパンの試合を観ていて、負けた準決勝以前から監督、コーチらの采配などに疑問が多々あった。不調になってもなぜ阿部選手を4番に使い続けるのだろうか?(正直キャッチャーでキャプテン、4番なんて負担がありすぎる)なぜ好調の井端選手をスタメンで起用しないのだろうか?(スタメンに使い始めたのは後半から)機動力重視のスモールベースボールと言いながら、なぜか本多選手は代走要因。(そもそも盗塁王の聖沢、大島をメンバーから外した)
準決勝の負け方はそのようなフワフワしたベンチの考えが如実に現れて負けた格好になったと思う。
準決勝、プエルトリコに3-0で負けていた8回に1点を返しなおも1アウト1、2塁の絶好のチャンスに一塁ランナーの内川選手が猛然と盗塁をするが、2塁ランナーの井端選手は動かずに内川選手はタッチアウト・・・応援していたほとんどの人がガックリしたと同時になんだったんだ?と不思議に思っただろう。
単独スチールなんてあり得ないし、ダブルスチール?にしては2塁ランナーが進んでないし・・・しかも4番バッターの時にダブルスチールをするか??
「重盗OK」サインも…走塁ミスで消えた侍ジャパンV3
http://baseball.yahoo.co.jp/wbc/news/detail/20130319-00000046-spnannex/
後で分かった事だが、山本監督は"ダブルスチールに行ってもいい"という曖昧なサインを出していたらしい・・・(他の試合でも盗塁出来そうならしてもいい。というサインを鳥谷選手に出していた)
私がもっと腹立たしいのは、指示も丸投げで責任も選手に背負わせた事だ。
普通、監督なら全て自分の責任です。選手は悪くない。の一言ぐらいあるべき(実際、曖昧なサインを出したベンチの責任)
曖昧な指示を出した挙句、ミスを当人だけのせいにする上司の下でやる事ほど不幸な事はないだろう。しかも世界の大舞台で
山本監督は"悔いはない"と言っていたが、選手たちは悔いが残る大会だっただろうなぁ・・・